2020年以降、コロナ禍に突入し、これまでのように多方面に足を運んでカメラ片手にフォト散歩がしづらい日常に。
でも、カメラ・写真好きはいくらでも楽しみを見つけられるんですよね。
ご多分に漏れずわたしも、特に緊急事態宣言下での外出自粛時を中心に、「撮りためておいた写真をピックアップして、現像・レタッチでテイストを変えて再度楽しむ」を仕事合間に繰り返していました。
そのなかから、今回はちょうど7年前、2014年11月18日に表参道から上野、新橋と、“東京横断”しながら撮影したストックをお届けします!
新宿での仕事を終え、表参道ヒルズに
この日は丸一日外出で、東京の西側から東側まで走り回ったスケジュール。
朝イチの新宿での仕事を終え、お昼過ぎに表参道に到着。ごはんを食べてから表参道での業務を済ませ、せっかくだからとプライベート撮影を。
表参道ヒルズのこのロゴが好き。街の雰囲気といい、店構えのセンスといい、表参道は昔から好きな街のひとつです。
とはいえ、プライベートオンリーでわざわざ足を運ぶことは少ないので、ここ10年ほどご無沙汰期間が多め。だからか、表参道での仕事が入ると写真を撮りたくなるカメラ好きあるある。
表参道のシンボルともいえるケヤキ並木。紅葉時期の表参道は本当に美しいですよね。この街の1年のなかで一番好きな風景です。
撮影しているとお腹が空くのもカメラ好きあるある。表参道でおすすめしたいグルメは、老舗のヨックモック青山本店『BLUE BRICK LOUNGE / ブルー・ブリック・ラウンジ』を筆頭に、『ナプレ南青山本店』『シターラ青山店』など。
世界各国の食がそろっている街なので、グルメフォトフリークさんにも最適です。
表参道のおすすめグルメ
表参道から夕暮れに包まれる上野公園へ
美味しいごはんも食べたし、プライベート撮影もできたし、と満足したところで上野へ移動。まずは仕事。
文字通り、東京横断に近い移動!
といってもこの日は楽な1日で、本当に東京横断する日は、早朝に八王子から始まり、続いて江戸川や葛飾に移動し、そこから板橋、次に新宿、六本木、銀座を順にまわり、最後に世田谷なんてことも。一都六県横断・縦断も平気であり。
外出が多い職種の人は「わかるわかる!」と共感していただけると思うのですが、仕事柄、横断・縦断はザラでデフォルトです。長年、旅気分で楽しんでいます。疲労困憊の日はつらいけれどw
上野での業務終了後、上野公園を撮影。
すっかり夕暮れ。雲の表情といい、夕日の入り方といい、見とれてしまう風景が広がっていました。
花園稲荷神社は必見。真っ赤な鳥居が神秘的なフォトジェニックスポットです。
隣接する『韻松亭』の店構えも味があり、別世界のようで情緒的。
オギュースト・ロダン「地獄の門」は紅葉時期+ライトアップ時間帯だと、こんなふうにまた印象が変わって好き。
夕暮れ時の上野公園は思わずシャッターを切りたくなる情景だらけで狙い目ですよ。
上野公園といえば、『上野精養軒 カフェラン ランドーレ』のハヤシライスは一度食べてみてほしい……!上野精養軒はハヤシライス発祥の店です。
『上野洋食遠山』『鳥光國上野店』など、園内だけでも美味しいごはん処がそろっています。
上野公園を後にし、日が暮れたころ新橋に到着
この日の仕事は新橋で完了。上野から山手線に飛び乗り、新橋に着いたころにはとっぷりと日が暮れていました。
新橋駅汐留口の風景。テレビで頻繁に流れる、酔っぱらいおじさん・お兄さんたちのインタビュー映像でおなじみの(笑)SL広場の西口よりこちら側のほうが好みです。
スイーツ好き必見の『巴裡小川軒』があるのも汐留口側。レーズン・ウィッチは『巴裡小川軒』のが一番好きです。これもぜひ一度食べてみてほしい逸品!
そこから銀座口に移動。新橋名物の仕事帰りサラリーマンの姿もおなじみ!
赤ちょうちん系だけでなく美味いものづくしの新橋は、ランチもいいけれど、お酒と一緒に楽しむ夜もおすすめ。銀座にも歩けちゃうので開拓しがいのある街ですよー。
新橋のおすすめグルメ
今回の撮影に使用したカメラ・レンズ
今回の表参道・上野・新橋フォト散歩では、Nikon D90にNikonズームレンズAF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VRを装着して撮影しています。
いまもなおニコンの名機と呼ばれるD90。わたしにとってなくてはならない大事な存在に、これ、キットレンズです。発売当時、父がキットレンズ付きで購入したそのまんま使用しています。このクオリティよ……ニコンごいすー!
今回の記事では、撮影時のJPGデータをLightroomでフィルムテイストにレタッチしているので、あえて粒子を入れてザラッとした感触に仕上げていますが、元のJPGはなめらかです。
えらいお高いカメラやレンズをわざわざ買わなくても写真の楽しさは味わえる。そんなたいせつなことをいつも教えてくれるニコン、変わらず愛しています。