東京で梅見がてらフォト散歩を楽しみたい。どこがおすすめ?
そんな質問を向けられたら、「ここだけはおさえておくべし!」と必ず推すのが『亀戸天神社』。
梅で有名な人気の撮影スポットだからとか、観光地としても外せないからとか、いわゆるありがちな理由ではなくて、下町の街並みから一歩路地を入った先にある、異なる時間が流れているかの錯覚を覚える空間が心地よいから。
いにしえより伝わる文化に親しむと同時に、最新鋭を目の当たりにするひととき。かつて江戸と呼ばれたこの地で育まれた景色や風習に触れながら、最先端技術の結晶、東京スカイツリーを拝むことができる不思議な場所。
今年は行けそうにないので、新型コロナウイルス蔓延前に訪れた昨年の画像データを引っ張り出して現像してみました。
梅と太鼓橋と東京スカイツリーのコラボレーション
鳥居の前で一礼し、静かにくぐると見えてくる朱塗りの太鼓橋(男橋)。『亀戸天神社』でおなじみのそれをのぼりはじめると……どーーーん!東京スカイツリー……!
季節を問わず楽しめるこの不思議な光景は、東京スカイツリーの開業以来、すっかり『亀戸天神社』の風物詩に。ついついシャッターを切りまくってしまう、このエリアを訪れた際の個人的に大好物な眺めです。
江戸時代の人たちが見たらどんな感想を口にするんだろう。TBSドラマ『JINー仁ー』の南方先生になって聞きに行ってみたいw
梅とともに藤の名所でもある『亀戸天神社』では藤棚も見どころのひとつ。藤と東京スカイツリーのコントラストもおさえておきたいカットです。
今年の藤が開花する時期にはコロナも少しおさまってくれるといいなあ。
太鼓橋の上から撮影した本殿・東京スカイツリー・梅・藤棚をおさめたカット。大好きな風景です。
ちなみに、この眺めは藤が満開のシーズンのほうがおすすめ。境内が伝統的な和の色のひとつ、藤色に染まる様子は圧巻ですよー。
『亀戸天神社』の名の通り、亀や鯉に会えたり、2つ目の太鼓橋(女橋)に梅がかかる光景にこころ惹かれたり、各所にある絵馬を眺めたり。
シャッターチャンスだらけの『亀戸天神社』。大満足のフォト散歩になること間違いなしです。
“花の天神様”で体感してほしい忘れられない格別な贅沢
『亀戸天神社』は、境内のいたるところに梅が植樹されているため、梅の撮影を目当てに訪問すると「撮影しがいがある!」とテンションが上ってしまうのも“亀戸天神あるある”。
撮影がてら境内を散策していると、あたり一面が優雅な梅の香りで包まれていて、それだけで幸せな気持ちに。
亀戸や錦糸町には甘味処やカフェ、飲食店も多いので、撮影疲れを癒やすのにもぴったり。
境内にある『若福』は懐石料理を提供する和食店で、ランチタイムには2,000円台から用意されているメニューが大人気。ちょっと贅沢していただきたい、洗練されたおすすめ店です。たぬきの親子が目印ですよー。
和にどっぷりつかった写真もいいし、和洋が融合したカットも味がある。『亀戸天神社』での梅見は、お花見やフォト散歩の概念を変えてくれるうれしさいっぱい。
『亀戸天神社』が梅の名所や“花の天神様”と呼ばれるゆえんは、押上・亀戸・錦糸町エリアが織りなす歴史にこそあるのかも。体感してみないとわからない格別な贅沢。ぜひ足を運んでほしい、絶景に出会えるフォトスポットです。
今回の撮影に使用したカメラ・レンズ
今回の『亀戸天神社』では、Nikon D7200にSIGMA超広角ズームレンズSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを装着して撮影しています。
その風景をパッと目にしたとき、「端から端までめいっぱい切り取りたい!」なんて気分になること、ありますよね?その希望に応えてくれるのがシグマ超広角です。
驚くほどグーーーンとワイドな絵をつくってくれるすぐれもの。レンズ沼の広角フェチ住人たちの気持ちに共感しまくり……アレだ、わかりみが深いってやつですよ。
なんとなくイメージが伝わるとうれしみ。“グーーーンとした絵を撮りたい”ときは広角です。
ABOUT SITEでも書きましたが、このブログでは超初心者さんでもわかりやすいように、なるべく専門用語を使わない記事作りがモットー。やれ解像度が高いだの、やれボケ味がなめらかといったキーワードはあえて避けること多め。
だからといって、10代20代女子たちに教えてもらった若者言葉をぶっこんでくるのは我ながらどうかと思いますがね、ええ。
INFORMATION
住所 | 東京都江東区亀戸3-6-1 |
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アクセス | JR総武線亀戸駅から徒歩15分 JR総武線または東京メトロ半蔵門線錦糸町駅から徒歩15分 JR亀戸駅から都バス上野公園行きにて亀戸天神前バス停下車徒歩1分 |
TEL | 03-3681-0010 |
営業時間 | 24時間(本殿開門6:00〜17:00) |
定休日 | 年中無休 |
例年の梅の見頃時期 | 2月上旬〜3月上旬 |
WEB | 亀戸天神社公式サイト |
※最新の情報ではない可能性があります。必ず事前に公式サイトなどでご確認の上、ご利用ください。