生まれも育ちも東京都大田区大森の城南エリアなので京王線や小田急線などが主要路線の城西エリアにはほとんど足を運ばないのに梅と桜のためなら俄然アクティブになる田中です、どーもこんにちは。
なかでも城西エリア(新宿区・世田谷区・渋谷区・中野区・杉並区・練馬区)の梅の名所といえば『羽根木公園』抜きには語れません。
およそ60品種・650本の白梅・紅梅で構成された立派な梅林をもつにもかかわらず無料……!なんと世田谷区立公園なんですよ。金とらんでいいんかい!と昔から心の声を繰り返してきましたよ、ええ。
直近では昨年、久しぶりに梅見がてらフォト散歩してきました。あいかわらず充実度満点の梅見スポットです。梅の撮影にぴったり!
区立公園で伸び伸び育った梅はスナップ写真に最適
『向島百花園』の梅フォトで「特に梅の名所は気分的に江戸時代にタイムトリップできる庭園が大好物」と書きましたが、それはそれとして、自然豊かで、ほどよい手のかけられ方の公園も大好きです。
地元の『大森ふるさとの浜辺公園』や『平和の森公園』がそうなのですが、『羽根木公園』の梅もまさにそれ。広い敷地で伸び伸びと育った梅たちが、のんびり穏やかに顔をそろえているって感じで。
有名観光スポット!や、風光明媚な絶景!ではなく、健やかに季節と触れ合える場所。どの区立公園も住宅街の一角に立地しているので、生活の延長線上にあるロケーションの影響もあるかも。
日常に溶け込んだ風景なので、スナップ写真好きさんやカメラ初心者さんにもぴったり。特に『羽根木公園』は小高い丘の形状になっていて、変化をつけた写真が撮りやすいんですね。
あ、スニーカーなど歩きやすい靴はマストで。階段やゆるやかな坂の登り下りが続くので、ヒールのパンプスやサンダルなんて後悔のもとですよー!
白梅と紅梅のバランスがよいダイナミックな自然美
実は『羽根木公園』を訪れるのは10数年ぶりだったのですが、「ここの梅は白梅と紅梅のバランスがよい」と再発見することに。
これ、実際に『羽根木公園』で梅を撮影したことがある人ならピンとくるかも。なんともいい塩梅なんですよ、梅だけに(誰がうまいことを言えと)。
公式発表では紅梅が約270本、白梅が約380本で、白梅のほうが100本ほど多め。とはいえ、植え方が上手で、紅白のコントラストがちょうどいいんですね。
梅の木が折り重なるように茂り、梅のトンネルみたいになっているところもあったりして、園内をぐるっと一周しながらシャッターを切っているだけでやけに気分爽快に……!
ちょっとしたアトラクションを楽しんだあとみたい。区立公園ならではのダイナミックな自然美。開花時期にあわせて開催される「せたがや梅まつり」も含めて、ぜひ梅づくしのフォト散歩を満喫してみてくださいね。
今回の撮影に使用したカメラ・レンズ
今回の『羽根木公園』では、Nikon D7200にSIGMA超広角ズームレンズSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMを装着して撮影しています。
広い梅林をもつ『羽根木公園』では、グイッと高く広く切り取ってくれるシグマ超広角のポテンシャルが活かせて◎。
「シグマレンズはシャープな絵が得意」との称賛の声の多さにも納得。キリッとしてクリアな写真が好きな人に、まずは一度試してみてほしいレンズだなーと実感します。
INFORMATION
住所 | 東京都世田谷区代田4-38-52 |
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アクセス | 小田急線梅ヶ丘駅から徒歩5分 京王井の頭線東松原駅から徒歩7分 各線渋谷駅から小田急バス経堂駅行きにて梅ヶ丘駅北口バス停下車徒歩5分 京王井の頭線新代田駅から東急バス若林交番または大森操車所行きにて代田四丁目バス停下車徒歩7分 |
TEL | 03-3322-0415 |
営業時間 | 24時間 (各種施設は入退場時間に規定あり) |
定休日 | 年中無休 (各種施設は定休日あり) |
例年の梅の見頃時期 | 2月中旬〜3月上旬 |
WEB | 羽根木公園公式サイト |
※最新の情報ではない可能性があります。必ず事前に公式サイトなどでご確認の上、ご利用ください。